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『板目』と『柾目』の違いは、丸太から板を作るときの切り方です。
■板目材
板目材は、年輪の接線方向に挽いた材です
。年輪が、たけのこのような模様であらわれます。木目の変化が楽しめるので、天井材などにむいていますが、柾目板と比べ、狂いが生じやすくなっています。
■柾目板
柾目板は、年輪と交差方向に挽いた材です。材の表面に、まっすぐ縦縞模様があらわれます。板目材に比べ、狂いは生じにくくなっています。
■なぜ狂いが生じるのか?
狂いの生じる原因は、夏目と冬目に関係があります。夏目は、コルク状なので水分も簡単に浸透します。冬目は、材質が硬く緻密な構造で、重さや折り曲げのような力に反発する強度を持っており、この緻密な構造が水分を通しにくくしています。つまり、木はコルク板(夏目)と防水シート(冬目)を、交互にサンドイッチ上に重ねた状態になっているのです。
無垢板は、生きて呼吸をしていますので、表面から吸収する水分でコルクが膨張したり、反対に水分を放出してコルクが乾燥し縮小する、といった変化を絶えず行っています。
この速度が板の表裏で違ってくることで、板目では乾燥反りが起こるのです。
そして、柾目板では板の裏側まで速やかに水分の移動が起こるので、板が反りを起こりにくいのです。
日本建築ではこの特長を利用、または解消する方法も古来から蓄積されています。
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