『節』は枝の付け根の部分です。節の繊維は、板(幹)の繊維方向と交差するように成長していますので、加工方法、乾燥方法に気をつけないと、割れたり抜けたりしてしまいます。節が枯れたものを『死に節』、節が受けて穴の空いているものを『抜け節』、それ以外のきれいな節を『生き節』といいます。
節のない材は、上記で述べたような欠点がないので、節のない材の方が節材よりも高級になります。
しかし、節のない材は、節のある材よりも少なくなりますし、もともと節のない木はありませんから、節のない部分しか使わないというのは、資源の無駄になります。また節があることで、見た目に変化が出るので、
節材はデザイン的にも面白みがあり、また節のない材に比べて安価ですので、節のある材は節のある材で、良いところがあるのです。
節材を使えるようにするには、『死に節』や『抜け節』を補修しなくてはいけません。
実は、節を活かしたフローリング材で、一番手間と時間がかかるのは、節の補修作業です。節材の補修方法は、いろいろな方法がありますので、それぞれの製造業者の考えをもって、補修されています。
当店も、独自の考え方をもって節の補修を行っております。
主に行われている補修方法は、下記の3通りです。
(1)目立ちにくいように着色したパテなどで節穴を埋める方法
(2)市販の補修用木材チップを使用して、補修する節の部分に穴をあけ、接着剤で固定する方法
(3)枝などを円錐型に加工して埋木をつくり、節材に同型の錐で穴をあけ、接着剤で固定する方法
当店は出来る限り
見た目が不自然にならないような補修を行いたいと思っております。これは、
フローリング板は化粧材であって、構造材ではないので、やはり見た目が大事だと思うからです。
節は、節の大きさもいろいろですが、形も完全な円形でなく、円に近い楕円形から長い楕円形といろいろです。(1)は、木でないもので補修を行うので、あまり自然な仕上がりになりませんし、(2)は補修した節が同じ形(完全な円形)で、同じ大きさになってしまいます。
こういった理由から、当店では(3)と独自の方法で節の補修を行っているのです。
| ■(3)の補修方法 |
■当店独自の補修方法 |
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