桧に防虫効果があると言える研究論文を、5行程度にまとめてみました。

よく、桧の特長は?みたいな語りで「防虫」「防蟻」といった文言が書かれていることがありますよね。

それを聞いて、なんとなく「へーそうなんだ」と思いはしても、実際どのくらいなのかな?、というのが気になるところです。

で、実際どの程度の防虫力があるのか?について、10年ほど前に書かれたの東京大学の論文がありましたので、それについてをざっくりまとめてみようかな、と思いました。

論文はこちら

まとめは下にありますが、論文要旨が読みたい方はこちらへ。
木材を用いたダニ防除と木材のにおいに対する快適感評価にもとづく室内環境の改善に関する研究
http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=216433

上記の論文を5行にまとめてみた

この内容を簡単にまとめると、こんな感じです。

結論:ヒノキはダニの防除に効く&匂いも好まれやすい
  • 木に含まれるオイルにはダニの行動を抑制する効果がある
  • 実験として、畳の中にヒノキ、ヒバ、スギ、ミズナラ、ケヤキ、クスノキの木をスライスしたものを入れた畳をそれぞれに作って、ダニの繁殖具合を比較した。
  • ヒノキヒバがダニに対して大きな効果を発揮し、効力が時間とともに少しずつ弱まるが、それでもおよそ1年間、効力を発揮し続けた
  • そして、実際に生活で使うには、匂いが好かれやすいかどうかが重要なので、それぞれの木の匂いの好まれやすさを調べた。
  • ヒノキ、ヒバの匂いは「好き」とする人が多く、クスノキなどは「嫌いな匂い」とする数が多かった

ダニの繁殖はアレルギーに繋がる。だから抑制する。

今回ダニの繁殖がなぜ問題だったかというと、繁殖したダニの死骸などがアレルギーの原因になったりするからです。

その繁殖が抑えられるという事は、つまりシックハウスやハウスダストなどアレルギー関連の問題に対して、効果が見込める、ということになります。

シックハウス症候群など、アレルギーは悪影響が大きい

近所の方もそうですが、食物アレルギーと同じく、シックハウスなどのアレルギーも日常生活に大きく影響を与えてしまうので、規制が定められるわけです。実際、私の知り合いなどは、シックハウス症候群を大人になってから発症し、意識の混濁や呼吸困難に陥ったりで、店舗で働くことができなくなってしまいました
また、化学系のものが全般ダメになってしまって、大手ハウスメーカーのシックハウス対策済みとする住宅でも長時間いられなかったそうです。
(現在ではかなり改善して、お仕事に復帰できているそうです。)

この方のように、化学系、石油系から作られたもの自体を受け付けない事があるので、ひのきのような天然由来の防虫力のあるものが求められたりしてるんじゃないでしょうか。

桧の匂いは人間に好まれやすい傾向がある

研究結果によると、ヒバのほうが気持ち防虫効果が強かったみたいですね。
とはいえ個人的には匂いの好みでヒノキの方が欲しいと思ってしまいますが。(ちなみに「ひのき 精油」で検索したときと「ヒバ 精油」で検索したときでは、検索結果が大体ひのきの方がヒバの2倍の件数がヒットします。大体皆さん同じような感じなのではないでしょうか。)

殺菌、防虫の延長で私たちの心の鎮静効果もあるし、アレルギーの抑制もしてくれるとか…

やっぱり良い木だなと思います、ヒノキ。


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